「パリ目指し頑張る」 五輪スケボー、中山選手 龍谷富山高で「銅」報告会

© 株式会社北國新聞社

報告会後、パリ五輪への思いを語る中山選手=龍谷富山高

  生徒、教職員が祝福

 東京五輪のスケートボード女子ストリートで銅メダルに輝いた龍谷富山高1年の中山楓奈(ふうな)選手(16)=富山市=が17日、同校で報告会に臨み、「次は3年後のオリンピックを目指して頑張っていきたい」と2024年のパリ五輪を見据え、さらなる成長を誓った。地元の応援を力に変え、日本代表として大舞台で偉業を成し遂げた若きメダリストに、在校生や教職員から惜しみない拍手が送られた。

 中山選手は、胸に日の丸と五輪のマークがあしらわれた赤いジャージー姿で登壇した。首から下げたメダルを持ち上げて見せると、温かい拍手に包まれた。

 斉藤保志校長はあいさつで、大技に挑戦し、楽しそうに滑る姿が印象的だったとし「生徒をはじめ多くの人に夢と感動と勇気を届けてくれた」とたたえた。

 生徒会長の林鳳香さん(3年)がブーケを手渡して祝福。細田留美同窓会長からスケートボードを持つ同校マスコットキャラクター「りゅうかちゃん」のぬいぐるみが贈られた。

 会場には2年生が集まり、1、3年生は新型コロナウイルス対策のため教室からリモートで視聴した。

  「みっともない姿見せない」と奮闘

 中山選手は報告会後、報道陣の取材に「オリンピックにもう一回出られたらいい。できるだけ上位にいきたい」と意欲を語った。

 東京五輪の決勝前、富山で応援する同級生の写真が教諭から届き「緊張したけど、みっともない姿を見せないよう頑張ろうと思った」と振り返った。学校では「おめでとう」「格好いい」と声を掛けられ、「今までスケートボードを知らなかった人たちが興味を持ってくれたら」と話した。

 五輪後の世界最高峰プロツアー、ストリートリーグでは大会初披露の大技を決め2位。成長を続ける16歳は「たくさん練習して、次の大会でも新しい技ができたらいい」と意気込んだ。