DISH//の新曲が「二月の勝者」主題歌に。北村匠海「少しずつ小さい一歩を重ねていく皆さんを後押しできたら」

DISH//の新曲「沈丁花(ちんちょうげ)」が、柳楽優弥が主演を務め、日本テレビ系で10月16日スタートの連続ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」(土曜午後10:00)の主題歌に決定した。

同ドラマは「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)連載中の高瀬志帆氏の同名コミックを映像化。中学受験を舞台に、「絶対に全員志望校に合格させる」と言い放つ、超現実的で本音主義の最強で最悪のスーパー塾講師・黒木蔵人(柳楽)が、その鋭い洞察力と行動力で個々の生徒の本質を見抜き、親の不安を解決に導いていく人生攻略ドラマだ。黒木とは対照的な情熱あふれる講師・佐倉麻衣を井上真央、黒木の元部下で超名門塾エリート講師・灰谷純を加藤シゲアキが演じる。

このドラマのために書き下ろされた「沈丁花」は、受験生やその家族に向けたエールソングになっている。楽曲の作曲に携わった、メンバーの北村匠海は「ドラマ主題歌に決まって、すごくうれしいです。僕らも役者をやらせていただいている身として、テレビドラマの作品を後押しできる立場になれるということがうれしいです。僕らの曲でドラマを盛り上げられればと思います」と主題歌起用の喜びを伝える。

さらに、物語については「今のリアルな中学受験をポップに描いている作品でとても面白いなと思いました」と魅力を語り、「分かってるんだけど言えない、期待に応えたいのに思うようにいかない、そんな気持ちでいる人に寄り添えたらと思い、日々前に進む『行進曲』を意識しました。僕自身も進学塾に通っていた経験があったので、お父さん、お母さんを思い浮かべながら作り上げました」と制作の裏側を明かす。

そして「多くの人が通るであろう『受験』という人生における壁。いい学校に行くことだけがゴールではなく、どんな結果であれ『頑張った時間』はかけがえのないものだと、大人になってから気付くこともあると思います。僕らの『沈丁花』を聴いていただき、少しずつ小さい一歩を重ねていく皆さんを後押しできたらと思います。楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。

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