大阪で紅葉を見るならここ！
日本では、涼しくて気候のよい秋のことを「スポーツの秋」「読書の秋」「食欲の秋」などなどさまざまに呼び、夏と冬に挟まれた貴重な季節を楽しみます。
中でも、秋にしか楽しめないものといえば、紅葉。木々が赤く、また黄色に染まりとても綺麗です。今回は、大阪で紅葉を見られる代表的な10スポットをご紹介します。
大阪にあまり紅葉のイメージはありませんが、実は穴場な紅葉スポットがたくさんあります。大阪の紅葉は、11月中旬〜12月上旬ごろに見ごろを迎えるところが多いです。ただ場所やその年の気候によっても変わりますのでご注意ください。
目次：
スポットのリンクをクリックすると、該当場所の紹介に行きます。
1.大阪随一の紅葉の名所「箕面(みのお)公園」
大阪府中心部から北へ電車で30分ほど行ったところに、自然あふれる国定公園「箕面公園」があります。
公園の入口から川沿いを歩きながら、名物の箕面大滝まで2.8キロメートルほどのハイキングを楽しめます。箕面大滝までの道のりには、遊歩道が整備されています。晴れた日には真っ赤な紅葉と滝、さらには虹も楽しめるかもしれません。大阪屈指の絶景スポットで、多くの人で賑わっています。
詳細は公式HPをご確認ください。
ハイキングコースには箕面の名物「もみじの天ぷら」を売っているお店がたくさんあります。もみじの葉を揚げているもので、最初はちょっと驚きますが、甘いゴマの香りがやみつきになるおいしさです。こちらをハイキングのお供にしてもいいですね。
例年の紅葉時期
11月中旬〜12月初旬
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2.城と紅葉を楽しめる「大阪城公園」
「大阪城公園」は大阪市中央区にある公園です。その中心にある大阪城は名古屋城、熊本城とともに日本三名城に数えられる人気の観光スポット。
大阪城内には歴史資料を展示する博物館などがあり、天守閣(※1)にのぼって大阪の街を一望することもできます。
秋になると、紅葉するイチョウ並木と大阪城のコラボレーションが楽しめます。都会の中心にそびえ立つ歴史的な大阪城と自然豊かな公園は、都会のオアシスとしても親しまれています。
例年の紅葉時期
11月中旬〜12月上旬
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3.大阪中心街のイチョウ並木「御堂筋」
「御堂筋(みどうすじ)」は、大阪市の中心部「キタ」と「ミナミ」を南北につなぐように走る道路。
全長約4キロメートルの道路の沿道には約800本ものイチョウが植えられています。紅葉の時期に見られる、黄金に染まった道路の景色は圧巻です。ショッピングをしながら紅葉も楽しめる、大阪の中心部ならではの紅葉スポットです。
例年の紅葉時期
11月下旬〜12月中旬
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4.巨大な吊り橋から見たい！「ほしだ園地」
電車でもアクセスがしやすい「ほしだ園地」は、山あいにある国定自然公園です。広大かつ自然豊かな公園で、ハイキングを楽しめます。
河原を眺めながら散策のできる「森林鉄道風遊歩道」や高さ16.5メートルもある人工壁のクライミングウォールがあり、ハイキングをしたり、クライミングをしたりと気持ちよく体を動かせます。
こちらは全長280メートル、名物の巨大な吊り橋「星のブランコ」！ 橋の上から眺める360度の紅葉の眺めは、息をのむ美しさです。
例年の紅葉時期
11月中旬〜12月上旬
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5.古墳のそばで紅葉を「大仙公園」
「大仙公園」は日本の歴史公園100選に選定されている公園で、日本最大の古墳(※2)・仁徳天皇陵の近くに位置しています。周囲には仁徳天皇陵以外にも小さな古墳が点在し、緑豊かな公園と歴史的なスポットが調和するエリアです。
公園内には、春には約400本もの桜が咲き乱れ、秋には芝生の緑と池の青、そして色鮮やかな紅葉の色の饗宴が楽しめます。
例年の紅葉時期
11月中旬〜下旬
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6.1日中楽しめる「万博記念公園」
「万博記念公園」は、1970年に開催された万国博覧会の跡地。現在は約260ヘクタールに及ぶ広大な公園となって一般に開放されています。園内には紅葉で色づく樹木が多数植えられていますが、中でもオススメのスポットが、もみじの滝と、日本庭園。
もみじの滝は、通常でも緑あふれる気持ちのよい場所ですが、秋は幾重にも重なり合う朱と黄色の先に、白く清涼感ある滝が流れる絶景スポット(写真)。近くにある遊歩道「ソラード」から見る紅葉も美しいです。
日本庭園は日本の造園技術を集めた広大な庭園で、紅葉はもちろん、四季折々の自然を楽しむことができます。
「万博記念公園」にはほかにも見どころがたくさん。芸術家・岡本太郎による万博記念公園のシンボル・太陽の塔(写真)や、世界中の民族資料を集めた国立民族学博物館、陶磁器や染織品などの芸術品が多く収められた大阪日本民芸館などのミュージアム。
また、公園に隣接する大型商業施設「エキスポシティ」、水族館、動物園、美術館の垣根を超えた新感覚ミュージアム「ニフレル」など、1日中楽しめますよ。
例年の紅葉時期
11月上旬〜下旬
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7.朱色の塔と鮮やかな饗宴「牛滝山」(大威徳寺)
大阪南部、和歌山県との県境に位置する、「牛滝山(うしたきやま)」。古くから紅葉の名所として知られている場所です。
牛滝山の山中には大威徳寺(だいいとくじ)というお寺があります。写真の多宝塔は国の重要文化財に指定され、紅葉の季節には、周囲の紅葉と塔の朱色が、目にも鮮やかに見る者を楽しませてくれます。
毎年11月の紅葉シーズンになると、「もみじまつり」が開催。有名な大阪の祭り「だんじり」のグッズや和菓子などを販売する店が立ち並びます。ハイキングにも最適なので、秋の爽やかな空気を楽しみましょう。※2022年の開催は未定です。
例年の紅葉時期
11月上旬〜下旬
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8.ライトアップも美しい「勝尾寺」
箕面にある「勝尾寺(かつおうじ)」は、紅葉の名所として知られています。本堂へと向かう参道は紅葉のトンネルとなり(写真)、鮮やかに色づく葉の間から、爽やかな秋の青空がのぞきます。
11月初旬から30日までの土日、祝日の夜には境内がライトアップされ、今度は紅葉が幻想的な姿を見せてくれます。ライトアップは日没〜19：30まで。夜間の公共交通機関がないため、車、またはタクシーで向かいましょう。
こちらは「勝尾寺」のもう1つの名物・ダルマ。僧侶をモデルにした置物で、日本では勝負事に勝ったとき、ダルマの片目に筆で目を描く習慣があります。
じつは、「勝尾寺」は「勝つ運」が得られる寺として知られています。これは今から約1,000年前、この寺の座主が、当時の天皇の病気を祈祷によって治したことに由来します。
それ以後、この寺の名前には「勝」という字が入り、戦の勝ちを祈願して武将たちもこの寺を訪れるようになりました。
ここには勝利したダルマたちがたくさん置かれているのです。
例年の紅葉時期
11月上旬〜下旬
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9.ハイキングもオススメ「摂津峡公園」
「摂津峡(せっつきょう)公園」は、都会からそう遠くないにもかかわらず非常に自然豊かな、人々の憩いの場となっている公園です。
園内には5つのハイキングコースが設置されており、その中の1つ、もみじ谷を通る「中腹自然林コース」は秋にオススメ。途中には15メートルの白滝も見ることもできます。
そのほかには「渓谷コース」もあり、こちらでは変わった形をした奇岩を見ながら、清らかな川沿いを散策できますよ。公園内には桜の木も約230本植えられており、春にはお花見客で賑わいます。
例年の紅葉時期
10月下旬〜下旬
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10.神秘的な雰囲気ただよう「犬鳴山」
「犬鳴山(いぬなきさん)」は、修行の場として知られる山。今から約1,300年前に修験道(※3)の修行場として開かれ、今も神秘的な雰囲気に包まれています。
ハイキングコースが整備されており、秋は紅葉を眺めながら森の中を気持ちよく歩くことができます。麓のバス停から「行者の滝」(写真奥の滝)までは歩いて約40分。滝に打たれる修験者を見られるかもしれません。
山の麓には、大阪で唯一の温泉街もあります。規模は大きくありませんが、日帰りで温泉に入れる宿もあるので、温泉で疲れを癒して帰るのもオススメ。大阪の中心部から離れているので、時間の余裕をもって行きましょう。
例年の紅葉時期
11月中旬〜下旬
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大阪は、隠れた紅葉の穴場です
関西の紅葉スポットといえば京都を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、大阪にも紅葉の名所は沢山あります。 「食欲の秋」こそ、グルメの街・大阪で紅葉狩りをしてみませんか？
また、関西地方にある紅葉の名所巡りには、レンタカーを使うと便利でしょう。
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ぜひこちらも活用し、日産レンタカーでの楽しい紅葉ドライブを楽しんでくださいね。
元記事執筆：Eri Okubo
