横浜DeNAの桑原将志外野手(28)がリードオフマンの座を確立し、超重量打線をけん引している。打率3割1分2厘はリーグ2位。同僚のオースティンと首位打者を争い、32本を数える二塁打はリーグ最多だ。
ことしプロ10年の節目。打率1割台に低迷した過去2シーズンを経て、「ハマのガッツマン」が進化を遂げている。
「今永の打席姿が自分の気持ちを奮い立たせてくれるので、今永のおかげ」。12日の阪神戦。左腕エースの後半戦初白星を呼ぶ中押し打を、桑原は殊勝に振り返った。
現在6試合連続安打中。チャンスメークはもちろん、ここぞの一打でチームを勢い付ける。