中国の14歳金メダリストが全国運動会でぬいぐるみを忘れ大騒動 大会組織委員会が捜索

東京五輪女子高飛び込みで金メダルを獲得した全紅嬋(ロイター)

東京五輪女子高飛び込みを14歳で制した中国の天才少女・全紅嬋が、ぬいぐるみを遠征先の部屋に置き忘れ、大騒動となった。

五輪金メダル獲得後の記者会見で「お金を稼いで母の治療費にあてたい」とけなげに話す姿で一躍大人気となった全。現在、中国・西安で行われている全国運動会に参加後、西安を離れた後に大事なものを部屋に置き忘れたことに気が付いた。兄からもらったロバのぬいぐるみで、幸運のお守りだという。全はウェイボーに「西安のホテルにあなたを忘れたなんて信じられない」と、涙の顔マークをつけ、ぬいぐるみの写真を投稿した。

これが一気にネット上やメディアで拡散。「全がぬいぐるみを忘れた」と大騒動になった。大会組織委員会がすぐに動き回収。ウェイボーで「ちゃんと探しましたよ。すぐに届けますね」と投稿し「全紅嬋のぬいぐるみが見つかった」がウェイボーのホットワードになった。

東京五輪で花開いた〝国民の妹〟ブームはまだまだ続きそうだ。

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