ドルトムントのサードユニホームを巡ってプーマCEOが謝罪 エンブレムが見えないと批判集中

ベシクタシュに勝利したドルトムントだったが…(ロイター)

ドイツ1部ドルトムントが欧州チャンピオンズリーグ(CL)などで使用するサードユニホームがサポーターの怒りを買って同クラブのサプライヤーを担うプーマ社のCEOが謝罪する事態が発生した。

このユニホームは15日のCL1次リーグ・ベシクタシュ(トルコ)戦で公式戦初お披露目。チームは2―1で勝利したが、サポーターが気に入らないことがあった。デザインが流出したときから指摘されていたことだが、左胸のクラブエンブレムはプリントではなく、凹凸だけで形を浮かび上がらせるエンボス加工となっていることで、全く見えない状況になるときもあるからだ。

地元紙「ルールナハヒリテン」によると、試合後には、クラブの〝魂〟と言ってもいいエンブレムがないユニホームへの批判が再燃。プーマ社のビョルン・ガルデンCEOは「ファンの皆さまのお怒りをお察しし、お詫び申し上げます。ご意見を真摯に受け止め、今後のユニホームづくりに反映させていきたいと思います」と謝罪コメントを発表した。

同社はこのユニホームのコンセプトを「慣習に挑戦し、革新し、サッカー界に新しい製品をもたらす」としていたが、攻めた姿勢は逆効果になってしまったようだ。

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