パリ凱旋門を「梱包」

米現代美術家夫妻の遺作

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現代美術家の故クリストさん夫妻の遺作として、作業員により布で梱包されるパリの凱旋門=17日(ロイター=共同)

 【パリ共同】パリのシンボル、凱旋門がそのままどこかへ運び出されるかのように青みを帯びた銀色の布で梱包された。米現代美術家の故クリストさん(1935~2020年)夫妻の遺作となる作品の展示が18日始まった。10月3日まで。

 ブルガリア生まれのクリスト(本名クリスト・ヤバチェフ)さんは、妻ジャンヌ・クロードさん(1935~2009年)と共に活動し、建物や景観を布やロープで包んだり覆ったりする「梱包芸術」で知られた。夫妻はパリで暮らしていた1961年に凱旋門梱包を最初に構想したが、生前に実現できなかった。

 約18億円に上る総費用は全て夫妻側が拠出した。