豪から運んだ水素でレース参戦

トヨタ、普及へ川崎重工と連携

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水素の注入を受けるトヨタ自動車の水素エンジン車(右)=18日午後、三重県鈴鹿市

 トヨタ自動車が開発中の水素を燃やして走るエンジン車が18日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開かれた耐久レースにオーストラリアから運んだ水素を使って参戦した。運搬には川崎重工業などが協力しており、水素社会実現に向け、生産から利用までの供給網を整えるための仲間づくりが進んでいる。

 トヨタの豊田章男社長は出走前の記者会見で「みんなで(温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする)カーボンニュートラルを実現していくことが必要だ」と述べた。同席した川重の橋本康彦社長は「レースという過酷なところで水素エンジンを動かすことはエンジニアに希望の光を与える」と意義を強調した。