【新型コロナ】横浜で7人死亡185人感染 外出先で倒れた後、陽性が判明したケースも

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は18日、新たに10歳未満~80代の男女185人の感染が確認され、市内在住の50代~100歳代の計7人が死亡したと発表した。

 亡くなった7人のうち、60代女性は糖尿病や高血圧の基礎疾患があった。14日に自宅で倒れているところを家族が発見。搬送先の病院で死亡が確認され、死亡後の検査で陽性と判明した。

 70代男性は13日に路上で倒れているところを救急搬送された。死因は心筋梗塞だったが、死亡後の検査で陽性が確認されたという。

 100歳代の女性は、クラスター(感染者集団)が発生した市内の特別養護老人ホームの利用者。この施設の死亡者は2人目となった。80代の女性もクラスターが発生した市内の介護老人保健施設の利用者で、7日に死亡した。

 70代女性は15日に外出先で意識を失い、救急搬送された病院の検査で陽性が判明。同日、新型コロナによる肺炎で死亡した。

 50代男性は2日に入院先の病院で死亡、別の70代女性は16日に入院先の病院で死亡した。

 このほか、新規感染者のうち重症が1人、中等症が1人で、ほかは軽症か無症状。98人が感染経路不明だった。

 年代別では、30代が35人、20代が33人、40代が30人、10代が28人、50代が20人、10歳未満が15人、60代と70代が各10人、80代が4人だった。

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