中国、分散型太陽光発電の実証地域676県を発表

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中国、分散型太陽光発電の実証地域676県を発表

広西チワン族自治区柳州市の汽車城工業園にある屋上太陽光発電施設。(8月25日撮影、小型無人機から、柳州=新華社配信/黎寒池)

 【新華社北京9月18日】中国国家能源(エネルギー)局はこのほど、建物の屋上を利用した分散型太陽光発電の実証事業を実施する県級行政区(県級市、市轄区含む)のリストを発表した。各省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団が申請した676県・市・区全てがリスト入りを果たした。

 同局は2023年末までに屋上に設置した太陽光パネルの割合が要件を満たした実証地域について、分散型太陽光発電の開発モデル県に指定する方針も明確にした。

 中国の分散型太陽光発電産業は発展余地が大きい。天風証券の統計によると、21年上半期(1~6月)の全国の太陽光発電の新規設備容量は1301万キロワット。うち分散型が765万キロワットと全体の58.8%を占め、集中型を大きく上回った。分散型は急成長期に入ったと言えるが、電力系統への連系量は全体の32.6%にとどまる。

 山西証券は太陽光発電業協会のデータをもとに、上半期の国内の分散型太陽光発電の設備容量は前年同期比97.5%増の8.74ギガワットと、全体の62.0%に上ったと指摘。新規設備容量の大半を分散型が占め、住宅用太陽光発電の補助金もあることから、分散型の通年の発電設備容量は大幅に増えるとの見通しを示している。