せっかく合格した大学なのに、入学式であることを“やらかし”てしまい入学辞退―武漢

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中国の学制では、夏休みを終えた9月に新学年が始まる。大学などの新入生は、激烈な受験戦争を勝ち残ったことで、自分の将来へと続く新たな一歩を踏み出せる“身分”になったわけだ。ところが湖北省武漢市にある湖北工業大学のある新入生は、入学手続き開始の翌日である9月15日に出席した入学式で、あることを“やらかし”てしまったことで、入学を辞退する羽目になってしまった。中国メディアの新聞晨報が伝えた。

事件を起こしたのは新入生の男子学生。9月14日に湖北工業大学で入学手続きを申請して、翌15日には入学式に出席した。入学式は大学の運動場で行われた。ネットで広まった写真を見ると、会場では大勢の人が集まって立ち、同じ方向を眺めている。

男子新入生はロングスカートを着用している女性に背後から近づき、かがみ込むような姿勢をして左手を女性のスカートの下に置いた。携帯電話を使って盗撮をしたという。

盗撮に気づいた大学側はすぐに警察に通報した。事件の処理は警察側にまかせ、大学としては関与しなかったという。

大学は17日になり、事件の概要と経緯を発表した。学生が2021年度の新入生であることは間違いなく、15日に、大学の運動場で女子学生のスカート内を盗撮し、現場で取り押さえられたという。

大学によると、事件を起こした新入生については、入学資格の確認を進めていた段階だったので、学籍はまだ授与していなかった。大学側は関連作業を停止すると同時に、本人と保護者に大学としての「意見」を通達した。その結果、本人と保護者は自主退学に同意し、16日には大学から去ったという。

学校側はさらに、「本校は、徳を樹立することにより人を育てることを根本的な責務としている。清潔な規律と正しい気風ある人づくりの環境をつくり出すことに尽力しており、大学の規律や規則に違反する行為は厳粛に処理する。うやむやにすることは絶対にない」と表明した。

同件については、「この男子学生は どうしてあんなことをした? 結果が分からなかったのか?」、「大学退学の最速記録を更新。キャンパスで1日旅行」と言ったコメントや、入学を辞退した新入生と父親が立ち去る姿の写真を見たとして、「父親の後ろ姿を見たけど、言いようのないつらい気持ちだ」「父と母が苦労して大きく育てた。大学に合格するのは容易じゃない。こんなことでクビになるなんて」といった意見も寄せられた。(翻訳・編集/如月隼人)