【新型コロナ】18日の神奈川 7人死亡、453人感染 川崎市立小が一部休校

 新型コロナウイルス感染症を巡り、県内で18日、新たに7人の死亡と、10歳未満~90代の男女453人の感染が確認された。うち235人の感染経路が不明。

 横浜市は、市内在住の50代~100歳代の7人が死亡したと発表した。60代女性は基礎疾患があり、14日に自宅で倒れているのを家族が発見。搬送先の病院で死亡が確認され、その後の検査で陽性と分かった。70代男性は13日に路上で倒れているところを救急搬送された。死因は心筋梗塞だったが、死亡後の検査で陽性が確認された。

 100歳代の女性は、クラスター(感染者集団)が発生した市内の特別養護老人ホームの利用者。80代の女性もクラスターが発生した介護老人保健施設の利用者で、7日に死亡した。70代女性は15日に外出先で意識を失い、救急搬送された病院の検査で陽性が判明。同日、新型コロナによる肺炎で死亡した。50代男性は2日に入院先の病院で死亡、別の70代女性は16日に入院先の病院で死亡した。

 川崎市は、児童1人の感染が判明した市立稲田小学校(同市多摩区)を21日から22日まで一部休校にすると発表した。

 県小田原保健福祉事務所管内では、クラスターが発生している製造業工場で新たに30~50代の従業員7人の陽性が判明し、感染者は39人となった。県厚木保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設でも新たに80代女性入所者の感染が判明し、感染者は職員1人を含む7人となった。

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