史上71人目のサイクル安打達成 ヤクルト塩見泰隆ってどんな選手?

6回に二塁打を放ってサイクル安打を達成したヤクルト・塩見泰隆【写真:荒川祐史】

武相高で日ハム井口、帝京大では阪神青柳、日ハム西村と同級生

ヤクルトの塩見泰隆外野手が18日、東京ドームでの巨人戦で史上71人目となるサイクル安打を達成した。「1番・中堅」で出場すると、1打席目から右安打、三塁打、3ラン、二塁打と立て続けに放って快挙達成。球団では7人目の偉業となった塩見泰隆とはどんな選手なのだろうか?

塩見は社会人のJX-ENEOSから2017年のドラフト4位でヤクルトに入団したプロ4年目の外野手だ。武相高では日本ハムの井口和朋と同級生。進んだ帝京大では阪神の青柳晃洋投手、日本ハムの西村天裕投手が同期だった。

JX-ENEOSからヤクルト入りすると、1年目から1軍デビューを果たすと、2年目、3年目と開幕前に結果を残し、レギュラー定着を期待された。ところが、シーズンに入ると、なかなか結果が伴わず、2019年は45試合、2020年は43試合の出場に止まった。

4年目の今季、ついに能力が開花。阪神との開幕戦に「6番・中堅」でスタメン出場すると、5月半ばからは1番打者に定着。この試合までに105試合に出場して打率.286、11本塁打44打点19盗塁をマークし、走攻守で優勝を争うヤクルトに貢献している。(Full-Count編集部)

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