中日連敗で自力CS進出消滅 与田監督「答えはいつも一緒。もう聞き飽きたでしょ」

頭を抱える与田監督(東スポWeb)

中日は18日の阪神戦(甲子園)に打線が散発4安打で今季ワーストの13三振と振るわず0ー1で今季8度目の零封負け。これで自力CS(クライマックスシリーズ)進出の可能性が消滅した。

以下は与田剛監督(55)の一問一答。

ーー先発の大野雄は7回6安打1失点と好投

与田監督 内容は7回を投げ切ってくれたし1失点で、本当によく頑張ってくれました。

ーー打線は相手先発の高橋に7回2安打無失点に抑えられた

与田監督 高橋の投球は素晴らしかったと思う。低めに微妙に動くボールの制球が良かった。それでも何とか打ち崩さないといけないが簡単ではなかった。(打者の)右左では(高橋)周平が2本打って、大島と。右打者はなかなかいい形で打てなかった。本当にいい投球をされたなあと。

――8、9回の攻撃でバントを決めたい場面があった

与田監督 ああいったところでしっかり決められるかどうかというのも今日のゲームでは大事だったが、またしっかりと練習して、いつもパーフェクトにできるわけではないので。

――8回の先頭で安打で出塁した高橋周に代走の選択肢は

与田監督 采配は僕がやっていることなので。評価は皆さんが自由にしてください。そこには必ず理由があるので、その一つ一つを皆さんにお伝えするということはないので。皆さんの判断で評価してください。

――8回に堂上が送りバントを決められなかったが、0ー1のロースコアで難しさもあったのか

与田監督 それもあると思うが、選手の気持ちは選手に取材してほしい。ベンチとしては、どんな場面でも選手には期待を持ってサインも出している。常にパーフェクトにできなくても、うまくいかなければ、やれるように練習するしかない。その繰り返しです。

――9回の大島のバントは自分の判断か

与田監督 あれはサインを出しました。スアレスは簡単にバントできる投手ではないので。次はみんなきちんとやってくれるでしょう。

――自力CS進出の可能性が消滅したことは

与田監督 もう答えは変わらず、いつもと一緒です。(勝つ?)いつもと一緒。もう聞き飽きたでしょ、僕が何を言うかは。それしかないです。

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