衆院選いつやるの? 川崎、鎌倉市長選控え、選管やきもき

川崎市長選の啓発ポスター。日程変更なら刷り直しに(同市選挙管理委員会提供)

 10月に投開票される川崎・鎌倉の両市長選が告示まで1カ月を切り、両市の選挙管理委員会は任期満了が迫り10~11月に実施となる衆院選の日程に気をもんでいる。同日投開票のダブル選挙になるか、選挙を2回行うかで、かかる経費や投票率が大きく変わる。両選管はやきもきしながら政局を見守りつつ、粛々と準備を進めている。

 衆院選はいつ行われる可能性があるのか。公選法の規定では、任期満了(10月21日)で実施する場合は原則30日以内に投開票日を設置するが、国会の開催状況などにより週末実施の投開票日は11月14日まで可能性がある。解散の場合は40日以内の実施で、最も遅くて11月28日となる。

 一方、川崎市長選(10月24日投開票)は11月14日、鎌倉市長選(同17日投開票)は10月31日までに選挙を実施しなければならない。

 「事務を執行する立場としては、(衆院選の日程を)とにかく早く決めていただきたいというのが正直な気持ち」。川崎市の福田紀彦市長は7日の会見で吐露した。

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