新日本プロレスは9月18日(土)、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)にて『G1 CLIMAX 31』の開幕戦を開催。
今大会ではAブロック公式戦5試合が行われた。
第5試合では内藤哲也とザック・セイバーJr.が対戦。
IWGPタッグをめぐる因縁ある両者。
そして今回は7.23大阪府立のシングルマッチでの再戦となった一戦。
テクニシャン同士の一戦は隙を見せると互いの得意技が決められるとあって、技の読みあいの中、終盤内藤がデスティーノをザックが回避し、複合関節技(YES! I AM A LONG WAY FROM HOME)を決め見事内藤からギブアップを奪い大阪でのリベンジに成功した。
試合後のバックステージでザックは次戦の鷹木信悟戦に向け「シンゴとのシングル、楽しみだ。もう1回、あの時みたいにモヒカンにしろよ? 2009年のお前にもう一度戻ってくれ。俺はその時のシンゴに勝ちたいんだ」とコメント。
『G1 CLIMAX 31』
日時:2021年9月18日(土) 15:30開場 17:00開始
会場:大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
観衆:1,963人
▼第5試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
内藤 哲也 ×(1敗=0点)
vs
ザック・セイバーJr. 〇(1勝=2点)
27分05秒 YES! I AM A LONG WAY FROM HOME
<写真提供:新日本プロレス>
■試合後バックステージコメント
ザック「タダイマ。オレガ、(※筋肉ポーズを取りながら)ソイボーイデス! (シングル戦線に)戻ってきた。おっ、ベルトを忘れてきたな。仕方ない。いまは『G1 CLIMAX』に全神経を集中させてんだ。(※スペイン語で)セニョール・ナイトー、いま“トランキーロ”なのはどっちだ? どっちなんだよ? 俺じゃないぞ! ゲンキダヨ! 初日から燃えてる。どうせ俺を優勝候補に予想してるヤツは一人もいないんだろ? 過去の成績もたいしたことないしな。でも『G1』開幕前にタッグ王座を奪還できたから、今はシングル戦線だけに全神経を注げるってことを忘れるな。
参加できればそれだけで満足してるようなレスラーもいるかもしれないが、俺は違うぞ。(『G1』は)学校の運動会とは違うんだから。日本でもエッグ&スプーンレースって普通にやるのか? 日本人は木製の玉を使ったバカみたいなゲーム(※註:おそらくケン玉のこと)してるよな? ある有名なイギリスのレスラーもこう言ってただろ。(リーグ戦に)出場するなら優勝しないと意味がないって。俺はもちろん優勝する気だ。たったいま、元『G1』覇者に勝ったぞ。次の相手は誰だ? 教えろ」
--鷹木選手です。
ザック「オー、ドラゴンティッツか! ひさびさだなあ。タカギが移籍してきたのは3年前か? 俺はずっとアイツとのシングルマッチを待ちわびてたんだよ。俺たちは過去にも1度、トーナメントで対戦してる。あれは2009年のドイツのwXwのリングだ。もう何年も前のことだな。準決勝で闘ったんだけど、俺がシンゴの関節技で敗れて敗退して、アイツは最終的に優勝した。でも、そのあと俺が『シックスティーン・カラット・ゴールド』を優勝するまで6年もかかった。そして今ではアイツがIWGP世界ヘビー級チャンピオンだ。今回はもう何年も待ってられない。シンゴとのシングル、楽しみだ。もう1回、あの時みたいにモヒカンにしろよ? 2009年のお前にもう一度戻ってくれ。俺はその時のシンゴに勝ちたいんだ」
※内藤はノーコメント
<写真提供:新日本プロレス>