南野にも影響必至!リバプール・サラーの去就どうなる? PSG移籍なら226億円超

チームを去ることになるのか(ロイター)

イングランド・プレミアリーグで日本代表MF南野拓実(26)が所属するリバプールはエースのエジプト代表FWモハメド・サラー(29)との契約延長の行方が注目されている。

2023年6月末まで契約のあるサラーは現在、リバプールと契約延長の交渉に臨んでいるが、年俸1100万ポンド(約16億6000万円)から2800万ポンド(約42億3000万円)を要求。今夏にマンチェスター・ユナイテッドに加入したポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)のサラリーを超える金額だ。

英紙「デーリー・ミラー」は「現在、交渉のボールはリバプールのコートにあり、スターの要求を受け入れるか、チームの顔を手放すかを検討している」と報道。主力の高齢化が進む中で、チーム内外からエースの高額要求を疑問視する声も出るなど、契約延長は微妙な情勢にあるようだ。

すでにフランス1部パリ・サンジェルマンが来夏に退団が確実な同国代表FWキリアン・エムバペ(22)の後釜としてサラーをリストアップ済み。移籍金は1億5000万ポンド(約226億5000万円)に達する見込みだが、資金力のあるパリSGならば不安はないとみられている。

これまでサラーに注目していたスペイン1部レアル・マドリードはエムバぺの加入を見越して獲得から撤退する見込みだが、エースの去就は今季も出番に恵まれていない南野にも波及するのは間違いなく、今後の動向が注目されそうだ。

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