【DDT】竹下幸之介が保持するKO-D無差別級王座に挑戦するクリス・ブルックスが前哨戦で猛アピール!「9・26後楽園でも、私がもう1度勝つ!」

DDTプロレスが9月18日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Who’s Gonna TOP? 2021 TOUR in YOKOHAMA」を開催。同26日の東京・後楽園ホールで竹下幸之介が保持するK0-D無差別級王座に挑戦するクリス・ブルックスが王座獲りを猛アピールした。

この日のメインイベントでクリスはHARASHIMAと組み、竹下、中村圭吾組と対戦。

クリスと竹下が先発し、序盤はレスリングの攻防。スタンドになると、竹下がラリアット、ブレーンバスターを繰り出してPlus Ultraを決めるもカットされた。10分過ぎ、クリスは竹下の腕にダブルニー、オクトパス・ストレッチで逆襲。

竹下も強引にジャーマンで投げ捨てるなど応戦。その後、HARASHIMAと中村が強烈なミドルキックの応酬に。打ち勝ったHARASHIMAはハイキックから蒼魔刀をたたき込んで中村から3カウントを奪った。

竹下組から勝利を挙げたクリスは「タケちゃん、今日はサウナカミーナじゃない。私が勝ったでしょ。9月26日、後楽園、KO-D無差別級もタケシタ・オンリー。サウナカミーナじゃない。私、もう1度勝つよ」と日本語で王座奪取を誓った。

バックステージでクリスは「タケシタはグラウンド卍固め、エスケープできなかった。イメージではチョップ、グラウンド卍は無理だった。でも大丈夫。今日で自信がついた。後楽園が楽しみ」と王座戦に向け自信を深めた様子。

竹下は「中村がパートナーで、あの2人に勝てたら僕の勢いはホンモノだと思うし。中村にとってもチャンスだと思うので。いろいろ作戦も練って行ったんですけど。そう簡単に崩せる相手でもなく。クリスから腕責めも食って、むしろ相手に収穫を与えてしまう1日でしたね」と冷静に分析。さらに、「次、札幌(サッポロ・イーワン・スタジアム)の2日目(23日)、クリスと最後の前哨戦があるので。次の竹下VSクリス、凄い試合になるなってところを見せたいと思います」と9・23札幌での最後の前哨戦に気持ちを切り替えていた。

また、10月12日の後楽園で、吉村直巳とのコンビで、KO-Dタッグ王座(王者=竹下、勝俣瞬馬)に挑戦するHARASHIMAも前哨戦となったが、「竹下には手応えは感じてきているので。僕は10月の後楽園が待ち遠しいですね」とコメントした。

【大会名】Who’s Gonna TOP? 2021 TOUR in YOKOHAMA
【日時】2021年9月18日(土)
【会場】神奈川・横浜ラジアントホール
【観衆】142人(超満員札止め)

オープニングマッチ 3WAYマッチ 30分一本勝負
○遠藤哲哉 vs ○彰人 vs 岡谷英樹●
8分6秒 横入り式エビ固め

第二試合 30分一本勝負
火野裕士&○マッド・ポーリー
vs
納谷幸男&松永智充●
10分5秒 片エビ固め
※リバース・スプラッシュ

第三試合 30分一本勝負
勝俣瞬馬&上野勇希&●平田一喜
vs
男色“ダンディ”ディーノ&飯野“セクシー”雄貴&今成”ファンタスティック”夢人○
10分57秒 SEXテープ・プレス

第四試合 30分一本勝負
秋山準&岡田佑介&○渡瀬瑞基
vs
坂口征夫&吉村直巳&高鹿佑也●
13分46秒 片エビ固め
※バックドロップ

セミファイナル 30分一本勝負
佐々木大輔&●高尾蒼馬
vs
塚本拓海&ヤス・ウラノ○
19分50秒 モダンタイムス

メインイベント 横浜名物スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
竹下幸之介&●中村圭吾
vs
クリス・ブルックス&HARASHIMA○
16分45秒 エビ固め
※蒼魔刀

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

© 株式会社リアルクロス