たかだ花ロードウィーク開幕 花とアート 秋彩る コラボ作品など50点 市民公募の俳句も 高田本町商店街周辺

 たかだ花ロードウィーク(城下町高田花ロード実行委員会主催)が18日、上越市の高田本町商店街周辺を会場に開幕した。23日まで。

 高田中心街を花とアートで彩る秋の恒例行事。メーンとなる作品展示は、約50点が商店街アーケードや店舗内などに飾られている。個人をはじめ事業所や教育機関などが花をテーマに作品を制作。近年は展示場所の店舗と雰囲気を合わせたコラボレーション作品も多い。

花をテーマにしたアート作品を街中に展示。商店街を歩きながら作品鑑賞を楽しむ

 今年は専門家による審査は行わず、来場者の投票によるコンテストを行う。初日から投票券付きの出展マップやカメラを携えて作品を巡る姿が多く見られた。

 実行委員長の町田理恵さんは「コロナ禍でイベントが難しい中、実施できたことがありがたい。作品数は多くないが、その分じっくりと見てもらいたい」と話す。

 昨年に引き続き、花を題材に市民公募した俳句も展示中。本町3・4・5丁目商店街振興組合女性部と市内の絵手紙教室、高校美術部による花の絵が添えられている。

市民公募した花の俳句。1枚ずつ絵が添えられている(あすとぴあ高田1階)

© 株式会社上越タイムス社