解体工事で08年もトラブル

熱海土石流起点の旧所有者

© 一般社団法人共同通信社

熱海の7月3日の土石流、トラブルのあった場所

 静岡県熱海市で7月に発生した大規模土石流で、2011年まで起点の土地を所有していた神奈川県小田原市の不動産管理会社(清算)が08~09年に熱海市内の別の場所で実施した社員寮の解体工事を巡り、地元住民からほこりや騒音に関する苦情が相次ぎ、会社側が住民向けの説明会を開催する事態に発展していたことが19日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、工事で出た産業廃棄物の一部は土石流の起点に運ばれ盛り土に埋められた。説明会には、遺族が業務上過失致死容疑で刑事告訴した同社の元幹部も出席した。熱海市も解体工事とその後の措置を巡る一連の経緯を把握していたとみられる。