国内女子ゴルフツアー「住友生命レディス東海クラシック」最終日(19日、新南愛知CC美浜C=パー72)、西村優菜(21=スターツ)が9バーディー、ボギーなしでツアー自己最少の63で回り、通算10アンダーで逆転優勝した。
悪天候のため、2日間36ホールに短縮された中、首位と5打差で出た西村は「とにかくしっかり自分が伸ばすことを考えてましたけど…」としながらも、7番ティーグラウンドでスコアボードを確認すると「2打差か3打差くらいだったんですけど、薄い可能性ではあったんですけど、そこからギアを入れました」と振り返った。
その上で「ギアを入れる? 自分の頭の中のイメージでは、車のエンジンをかけるみたいに〝バンッ〟って車のエンジンをかけるイメージをするのと、後は、かけたら集中する、集中力を高めるっていう感じですね」。西村は日々の練習から〝ギアを入れる〟ことに取り組んでおり「それが徐々にできるようになっているのかなって感じました」という。
これでツアー3勝目。賞金ランキングも3位に浮上した。西村は「まだまだ上位で戦えるようにはしたいですし、優勝目指してやりたいなとは思ってます」と、先を見据えていた。