中日が投打とも振るわず3連敗 与田監督「負ければすべての原因は当然痛くなる」

再び失速ムードの中日・与田監督

中日は19日のDeNA戦(横浜)で1ー9と大敗。投打とも振るわず5連勝の後、3連敗を喫し、借金は再び2桁の10まで膨らんだ。

以下は与田剛監督(55)の主な一問一答。

――先発のロドリゲスがいきなり初回に4失点

与田監督 ボール自体は今日は本当に良かったので、何とかいけるかなというところだったが、立ち上がりが非常にもったいなかったですね。

――前回も初回3失点と不安定な立ち上がりだったが、その原因は

与田監督 簡単に一言で原因を言うのは難しい。ブルペンでの入り方も変えたりしているし、今回もいろいろ新しいフォームに取り組んで試してみたりしているので、何とかその思いが結果になるように。前回もそうだったが、初回をどうやって切り抜けるか、いろいろやっているが、まだ結果が出ていない。

――バッテリーをA・マルティネスから木下拓に代えたのは

与田監督 誰がいいか悪いかということよりも、それが一つの良いきっかけになるかなと。

――打線は相手先発の今永に2戦連続で抑えられた

与田監督 まず直球が今日は非常に良かったというのが第一印象。ベンチから見ていても打者の手元で伸びてくるような勢いがある球だった。何とかそれを(各打者が)打ちにいったんでしょうけど、その他の変化球もコントロールも非常に良かったし…。強いスイングをさせてもらえなかったなという印象ですね。

――6回に投手の今永に浴びた2点適時打はやはり痛かったか

与田監督 負ければ、すべてその原因というのは当然痛くなるわけで。一つ一つ反省するしかないですね。

――2番・渡辺はセーフティーを仕掛けたり、考えながらやっていた

与田監督 安打にはならなかったが、簡単に打てない投手にはそういうことも踏まえて、今いる高松であり、渡辺であり、そういう選手を置いているわけだから、どんどんやってほしい。

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