粘りを見せられなかった。広島・高橋昂也投手(22)が19日のヤクルト戦(神宮)に先発したが、4回7安打4失点と炎上した。
立ち上がりにいきなりつまずいた。初回先頭・塩見への初球が死球。無死一塁で続く青木には5号2ランを浴びた。一死後に4番・村上に35号ソロ。村上の100号アーチを〝アシスト〟した。
4回も一死三塁から塩見に右中間を破られて、もう1点を失った。この回限りで降板した高橋昂は「投げ切れるところで投げ切れなかったのが原因かなと…」と唇をかみしめた。
次回に向けては「いかに試合の入りで気持ちをつくって自分のボールを投げられるかどうかだと思う」とし「やるべきことをやって結果を残すだけです」と必死で前を向いた。