【RIZIN】大みそか電撃参戦の三浦孝太 両親のカズ&りさ子さんが「GO」出した経緯

リング上で参戦表明を行った三浦孝太

格闘技「RIZIN.30」(19日、さいたまスーパーアリーナ)で、サッカー元日本代表FW三浦知良(54=横浜FC)の次男・三浦孝太が大みそか決戦で総合格闘技デビューすることが発表になり、話題を呼んでいる。

RIZINが発表した孝太のプロフィルは、2002年5月28日生まれの19歳で、出身は兵庫・神戸市。体格は175センチ、69キロで、階級ではフェザー級になるとみられる。明星学園高を卒業後、プロ格闘家を目指すため進学せず、現在はシドニー五輪レスリング代表で格闘家の宮田和幸(45)が主宰するBRAVEジムで修行を積んでいる。

榊原信行CEOの大会後の説明によれば、数年前にキックボクシングのジムに入門。そこから本格的に格闘技に取り組み、父親と同じサッカーではなく、格闘技で生きていくことを早いタイミングで決めたという。

「親の七光りでも何でも使えるものを使ってはいあがる野心を強く持っている」(榊原CEO)と言い、他のイベントでキャリアを積むのではなく、本人と師匠・宮田からいきなりRIZINでのデビューを提案してきたという。

これでカズと母のタレント・三浦りさ子も息子の思いに「わかった」と「GO」を出したと言い、榊原CEOも熱意に応じて大みそかデビューを決めた。

ただ、現状は本格的にプロを目指すトレーニングを初めてから数年。まだRIZINの高いレベルに合う技術はないと言い、3分2Rの特別ルールやレベル的に合う選手を用意するという。

果たしてどんなファイトを見せるのか。注目を集めそうだ。

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