Rソックス5連勝 澤村拓一は逆転打浴びるも今季5勝目

【オリオールズ6-8レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスは7回表に澤村拓一が3点タイムリー二塁打を浴びて逆転を許したものの、直後の7回裏に3点を奪って逆転に成功。オリオールズを8対6で破って3連戦をスイープし、連勝を5に伸ばした。この結果、ア・リーグのワイルドカード争いで1位のレッドソックスは2位ブルージェイズとの1ゲーム差をキープ。3位ヤンキースがインディアンスに大敗を喫したため、ヤンキースとのゲーム差は2.5に広がった。

エンリケ・ヘルナンデスのタイムリー二塁打などで2回までに4点を先行したレッドソックスは、先発のネイサン・イバルディが3回表に3点を失ったものの、3回裏にJ・D・マルティネスの27号ソロで1点を追加。ところが、7回表に無死満塁のピンチを迎え、澤村がトレイ・マンシーニに走者一掃の3点タイムリー二塁打を浴びて逆転を許した。しかし、直後の7回裏にヘルナンデス、ハンター・レンフロー、ラファエル・デバースと3連続タイムリーが飛び出して再びリードを奪い、8対6で逆転勝利を収めた。

レッドソックスの澤村は2点リードの7回表無死1塁の場面で3番手として登板したが、二者連続四球で無死満塁のピンチ。ここでマンシーニに三塁線を破る3点タイムリー二塁打を許し、メジャー移籍後初めてのセーブ失敗が記録された(マンシーニは送球間に三塁を狙ってタッチアウト)。後続2人をいずれも空振り三振に仕留め、7回裏に味方打線が逆転に成功したため、今季5勝目(1敗)をマーク。1回1安打2失点で今季の防御率は3.31となっている。

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