水沢アキ21歳 恥ずかしそうに告白「男の人ってどうしてそうなんでしょ」

21歳の水沢アキ(東スポWeb)

【今週の秘蔵フォト】いつ見ても美しい。漆黒の長い髪と屈託のない笑顔。当時21歳だった女優水沢アキのワンショットである。

1975年に篠山紀信氏撮影による「激写」でデビュー。当時の人気雑誌「GORO」では大胆な水着姿などを披露し、一躍注目のアイドルとなり、76年6月にインタビューに応じている。

「篠山さんにステキな写真を撮っていただきましたけど、このままだといきつくところ(オールヌード)までいっちゃうでしょ。男の人ってどうしてそうなんでしょ。私のヌードなんてぶざまですよ」と恥ずかしそうに語る。

72年にTBSのドラマ「夏に来た娘」で主役デビュー。インタビュー当時は日本女子体育短期大学2年でNHK「連想ゲーム」、フジテレビ系「クイズ!家族ドレミファ大賞」などにレギュラー出演中。テレビでも人気急上昇中だった。

「タレントだけでなく踊りやフランス語や書道も習いたい。でも単位が足りないから無事に卒業できるのが願いです」と学生の素顔も見せている。結局、翌年に無事卒業するとドラマ、映画、舞台と幅広い活躍で人気女優となった。

昨年12月には篠山氏撮影による75年から現在に至るまでの45年間の集大成写真集(小学館・6600円)を発売。昨年春に撮影された65歳の最新写真も収録されている。ああ見たい。でも高い。怖い。でも欲しい…。70年代に青春期を過ごし、そう思われる方も多いだろう。まさか45年後にまで水沢アキに身悶えさせられるとは、誰も想像できなかったに違いない。

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