のりかえ便利マップのナビットが路線図2021改訂版をリリース、新駅や廃線に対応

データ・リストの販売、調査代行などを事業とするナビットは、自社で制作・販売する路線図を更新し、9月16日改訂版をリリースした。

今回は、高輪ゲートウェイ駅、虎ノ門ヒルズ駅などの新駅のほか、駅名変更した駅などを追記。

また、2020年に廃止した札沼線 北海道医療大学~新十津川なども、データから消えた。

手帳、ガイドブック、ノベルティなどに採用

同社の路線図は、全国のJR線だけでなく、地下鉄、私鉄、またその多言語版、世界各国版と、幅広いラインナップで展開。

長年多くの手帳、ガイドブック、ノベルティなど、幅広く採用されているなか、2022年度の受注に向けて更新した。

「今回は、駅名、路線、新設駅、廃駅などの改訂が行われている。最新の情報を掲載するため定期的なメンテナンスを行うとともに、デザイン面でも「見やすさ」「解りやすさ」を重視しながら、統一性を持たせた路線図を制作した」(ナビット)

のりかえ便利マップをつくる会社

ナビットは、東京の地下鉄のすべての駅に掲出されている「のりかえ便利マップ」を開発・制作する会社。

「何両目に乗れば階段やエスカレーターに近いか一目でわかる」というポスターで、利用者に親しまれている。

「名前は知らなくても、このポスターのことは数多くの方がご存知かと思います。ひとりの主婦が、小さな子供を抱えて駅で困った経験…」

「階段やエスカレータがどこにあって、出口はどこなのか? 重いベビーカーを押しながら、思いついた答えがのりかえ便利マップを考え付いたきっかけでした。その主婦がナビット代表の福井です」(ナビット)

画像:ナビット
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/

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