【秋場所】正代3敗キープ「むやみに走らないようにしました」 照ノ富士とは“2差”接近

慌てず千代翔馬(右)を下した正代(東スポWeb)

大相撲秋場所9日目(20日、東京・両国国技館)、大関正代(29=時津風)が幕内千代翔馬(30=九重)を退けて6勝目(3敗)を挙げた。

立ち合いは千代翔馬の変化を警戒。土俵際まで押し込まれる場面もあったが、最後は落ち着いて押し出した。取組後は「とりあえず1歩だけ踏み込んで、むやみに走らないようにしました。相手も考えてくるだろうと想像して見ていった」と振り返った。

この日は全勝だった新横綱照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)に土がつき、優勝争いのトップとは2差に接近。残り6日間での逆転優勝へ向けて「今のところケガもないですし、このままの調子でいけたら」と気持ちを引き締めた。

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