リバプールが16歳の至宝・ゴードン抜擢 南野の強力ライバルに

南野に新たなライバルが登場する(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのリバプールが〝ワンダーボーイ〟を抜擢する方針を固め、日本代表MF南野拓実(26)の強力なライバルとなりそうだ。

英紙「リバプールエコー」は、21日に行われるカラバオカップのノリッジ戦でリーグ戦から大幅なメンバー変更が行われると指摘。南野とともにチャンスを与えられそうなFWカイデ・ゴードン(16)に注目した。

「リバプールが劇的な変化を迎える中、ユルゲン・クロップ監督はカイデ・ゴードンの決定に直面している。エキサイティングな16歳のウインガーであるゴードンは、スタメンか途中出場かにかかわらず、おそらく右サイドで起用される」と期待を寄せた。

ゴードンはイングランドの至宝と呼ばれるストライカーで、今季はU―23チームで戦うプレミアリーグ2で2得点をマークするなど活躍。プレシーズンマッチではすでにトップチームでプレーしており、負傷者が相次ぐ攻撃陣の起爆剤としてクロップ監督が大抜擢に踏み切ることになった。

16歳でもその実力はすでに話題になっており、大きな注目を集めている。窮地の南野にとってまた新たなライバルの出現となりそうだ。

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