闘病中のアントニオ猪木氏(78)が、20日に自身のユーチューブチャンネル「最後の闘魂」を更新。直木賞作家の村松友視氏、実業家・武本会長との対談動画が公開され、驚異の〝19秒絶叫〟を披露した。
「私、プロレスの味方です」の著者、村松氏と猪木氏の親交はオールドファンなら誰もが知るところ。村松氏は猪木氏と会うのが「ものすごく久しぶり」と言い、対談中は終始、笑顔を見せた。
武本会長から「下田の温泉なんか行くとよく車の中でワーッ!!っていきなり声を出すじゃないですか。びっくりするような大声を。ああいう発声って必要なんですね」と振られると、猪木氏は「つらいときは続かないですね」と言いつつ、上を向きながら口を大きく開けて「アーーーーーーーッ」と発声に挑戦。そのまま、なんと19秒間も〝絶叫〟が続けられた。
これには村松氏も「すごいね」とうなり「今、聞いてるだけで息が続かなかった」と驚きを隠せない様子。8月28日に退院した猪木氏が、「驚異的」と言っても過言ではないような回復ぶりを示した。
その後も2人と日本プロレス入門時、権力のあり方などの話題で話ははずみ、猪木氏も「今夜は快調でした」と話したほど。この姿にはファンも「とても少し前まで入院していたとは思えないぐらいの復活」「ここまで声が出るとは驚き」「オペラ歌手顔負けの肺活量」などと、驚がくの声を寄せていた。