有吉弘行、『パリスとお料理』の面白さにハマる!

19日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFNC)で、お笑いタレントの有吉弘行が、Netflixで配信されているパリス・ヒルトンの料理番組『Cooking with Paris(パリスとお料理)』の面白さを伝えようとするも、思い出し笑いをしすぎて伝わらない場面があった。

番組では有吉が「Netflix久々に見て。パリス・ヒルトンのやつ見てる? パリス・ヒルトンが料理するやつ」と番組アシスタントであるマシンガンズ・西堀亮と、ぐるんぴーず・落合隆治に聞いた。

ふたりとも見ていないということで有吉は「全5~6話だから見てみて。めっちゃ腹立つけど、ちょっと笑っちゃうから」とアピールしつつ、「『私、料理大好き!』みたいな、同じようなセレブの仲間呼んで、キム・カーダシアンとか、ハリウッドのセレブ呼んで」と同番組の説明を始める。

最初の方はちゃんと説明していた有吉だが「『今日は、タコス作るわ』って(笑)、買い物行ったらさ、トリュフを『それいくら?』って、3700ドル、37万(円)ぐらいのを『はい、じゃあそれ』ってさ(笑)。買って、家帰ってやるのよ(笑)。ホントさ、もうめっちゃ笑う(笑)」と、思い出し笑いをし始め、落合から「ちゃんと、伝えてください(笑)」とツッコまれる。

有吉の思い出し笑いはさらにエスカレートし「コーンフレークみたいなのあるじゃん? 『私、コーンフレーク好きなのよ』ってさ(笑)、『コーンフレーク取って』って言ったらさ(笑)、で、とったらさ、バーンって投げたりさ(笑)。フライ返し……(笑)、ハンバーグひっくり返すやつあるじゃん(笑)、あれにさ、光る石とかいっぱいつけて(笑)」と全く内容が伝わらなくなる。

なおも有吉は「マシュマロ作るって、キム・カーダシアンが来る前に、マシュマロだけは作っておくって。いっぱいマシュマロ溶かして。で、青い食紅みたいなの入れて混ぜて…、カーッ! と混ぜて(笑)」と笑いつつ。あまり内容の伝わらない説明をしていたが、西堀が「悪趣味なのかな?」と聞くと、有吉は「そう。もう魔女の料理。子供! もう子供! 5歳の女の子がおままごとで、砂でご飯作ってる感じ(笑)」と答えたのだった。

同番組は、用意されたレシピをパリスが毎回無視して異次元の料理を作る、難しい調理のパートはゲストに丸投げするなど、これまでの料理番組の常識が通じない番組として話題ということで、有吉は「今、よくいるじゃんテレビ見てると『ご飯粗末にしないでよ! SDGsです』みたいな人。絶対見れない(笑)」と断言。「SDGsを叫んでいる人は絶対に見れない」と「誰一人取り残さない」を目標のひとつとしているSDGsの真逆の、視聴者置いてきぼりの番組だと話したのだった。

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