宮崎市内海大雨被害 連日ボランティア 連休最終日90人

被災した住宅で、使えなくなった家財道具や土砂を搬出するボランティアら=20日午前、宮崎市内海

 台風14号の影響による大雨で浸水被害が相次いだ宮崎市内海の畑田(はただ)地区では、3連休最終日となった20日も、住民やボランティアによる土砂の撤去や家財道具の運び出しが続いた。多くの被災家屋で片付けが進んだ一方、土砂崩れが発生した同市内海のJR小内海駅周辺は同日も、2次災害の危険から本格的な復旧作業に着手できないまま。土砂流入による国道220号の通行止めとJR日南線の運転見合わせも、復旧の見通しが立っていない。

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