柳葉敏郎 地元・秋田で撮影 クランクアップに「最高でーす!」と感情爆発 「光を追いかけて」メイキング

10月1日より全国公開(秋田では9月23日より先行公開)される、秋田の美しい田園を背景に、傷つきやすい思春期の少年少女と大人たちの物語を描く映画「光を追いかけて」から、秋田出身の柳葉敏郎が出演するシーンの、メイキング映像が公開された。

本編シーンでは慣れた手つきでコンバインを操縦している柳葉だが、メイキング映像では初のコンバインの操縦に「おっかねぇ~」と苦笑いする姿が捉えられている。また、クランクアップの際には、若手共演者に握手とハグをし、スタッフ一人ひとりにも握手をして感謝の言葉を口にする様子が収められている。花束を受け取ってのあいさつでは「最高でーす!」と感情を爆発。地元での撮影に、「こんなに胸いっぱいになるとは思いませんでした」と感無量な姿を見せている。

現在も秋田に居を構える柳葉。監督と共同脚本を担当する成田洋一は、「秀雄役は、絶対に“ミスター・秋田”の柳葉さんに演じて欲しかったです」と、柳葉の出演は本作に欠かせなかったことを明かしている。熱烈なラブコールを受けた柳葉も「なかなか地元を舞台とした作品が無かったので、自分の仕事を地元で出来るという楽しみがありました」と地元・秋田での撮影に喜び、本作を鑑賞した際にも「いち視聴者として観てしまい、ものすごく感動しました」と感慨を見せていたという。

本作は、北米最大のジャンル映画祭と言われる「ファンタジア国際映画祭」のほか、「ズリーン国際映画祭」への正式出品が決まっている。監督は「メインのロケ地とな った井川町の町長に“井川町はそんなにPRしてくれなくていいです。世界と勝負できる映画にしてください”と言われました」と明かし、その言葉通り「不安や悩みを抱えている方に観てもらいたい。光を追いかけてもらいたい。そして、それぞれが光となって誰かを照らしていってもらえるといいなと思います」と語り、柳葉もまた「若者たちの悩みや夢、そこに携わる大人たちの葛藤、愛や逃亡など、それぞれ観てくださった方の環境にどこかつながる気がします」と、年齢や場所を越えた作品となっていると自信を見せている。

【作品情報】
光を追いかけて
10月1日(金)グランドシネマサンシャイン池袋他全国順次公開
9月23日(木/祝)AL☆VE(アルヴェシアター/秋田)にて先行公開
配給:ラビットハウス
© 2021「光を追いかけて」製作委員会

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