那覇市が食料のつなぎ支援 コロナ自宅療養者に県の配食届くまで

 【那覇】那覇市は16日、沖縄県が実施している新型コロナウイルス感染症の配食サービスが届くまでのつなぎ支援として、自宅療養者らに必要な3日分の食料、日用品など物資の無料提供を始めた。物資の一部は企業や市民などから提供されたという。

 対象は那覇市民か市内の宿泊施設などで療養中の(1)家族や親戚、知人による買い物支援が困難な自宅療養者か待機者(2)(1)のうち同居家族がいるが、身体的理由などから支援が困難な方(3)宅配サービスやインターネットでの注文で食料確保が困難な方―となっている。

 提供物資は米やレトルト食品など調理を必要としない食料。ティッシュやトイレットペーパーのほか、必要に応じ生理用品、オムツ、粉ミルクなど。対面での受け渡しを避け、自宅に届けた後に連絡する「置き配」を行う。期間は10月29日まで。感染状況によって延長する場合がある。受付時間は平日午前9時~午後4時。配達は基本的に翌日。申し込みは那覇市社協へ電話かメールで氏名、年齢、住所、連絡先、申請理由を伝える。申込先は(電話)098(857)7766。

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