韓国国営放送「米高官が《韓国に源泉技術支援する意思なし》言明」「豪州は模範的な核非拡散国」

米国、英国、オーストラリアが新たな3者安保同盟のオーカス(AUKUS)を発足させ、米映画オーストラリアの原子力潜水艦の保有を支援することにしたが、韓国など他の同盟国に関連技術を支援する意思はないことが明らかになった。

参考記事:米国営放送「日本はファイブアイズ参加より韓国と関係改善を」「中国は韓国加盟に戦狼外交」

韓国の国営放送KBSは20日(現地時間)、米バイデン政権の高官に電話取材し、韓国がなぜオーストラリアのような資格を得ないのかという質問をしたところ、「原子力潜水艦の技術支援を他の国に拡大する意図がない」と答えたと報じた。

KBSによると、同当局者は「オーストラリアは模範的な世界(核)非拡散国家であり、非常に高い基準を持っており、核拡散防止条約(NPT)へのコミットメントを実証してきた歴史がある」とし、「言葉だけではなく、何十年も証明されたもの」と言いました。

KBSによると、他の関係者も、15日にオーストラリアの原子力潜水艦支援を初めて明らかにした席で、「率直に言って、多くの面で政策の例外に該当する」とし「一度だけのこと」(one off)と述べたと伝えられた。

KBSは、「韓国は、これまでも原子力潜水艦の導入の必要性を取り上げ、米国の技術移転を打診してきた」と指摘。ムン・ジェイン(文在寅)大統領が就任前から原潜導入を訴えていたことを紹介した。

画像:今月15日にSLBMの発射実験がされた「島山安昌浩」艦

一方で韓国政府は先日、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射実験に成功したと発表している。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「大丈夫だ。米国じゃなくてもロシアやフランスから技術をもらえば良い。何なら我々が自主開発すれば良い」

「原潜技術はくれなくても良い。我々が自主開発し、米国は韓国の濃縮ウラニウム製造に同意してくれだけで良い」

「ファイブアイズに入れと言いながら、やはり白人ではないからという事だろう。こき使うけど褒美はやらない…それだったら働かないよ」

「豪州は1流同盟、韓国は3流同盟」

「危険度で言えば豪州より我が国なんだけどな。やはり米国は英連邦のみを友邦とみるのだろう…」

「よく考えろ。原潜作ったら北がどう見る?核兵器作る名分をさらに与えるだけ」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。

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