糸魚川駅ジオパル再開 「キハ52」久々の出庫 市民や鉄道ファン楽しむ

 糸魚川駅アルプス口(南口)の糸魚川ジオステーションジオパルに展示されている実車両「キハ52」が20日、久しぶりに出庫した。青空の下で往年の雄姿を楽しむ市民や鉄道ファンの姿が見られた。

晴天に恵まれて久しぶりに屋外に引き出して展示された「キハ52」(20日)

 キハの出庫は4月から11月までの毎月第2、4日曜としている。スタッフによると、新型コロナウイルス感染症の影響や夏の悪天候が重なって中止が続き、同日は数カ月ぶりの出庫となった。祝日に合わせた日程で実施し、ようやく晴天に恵まれ、子どもたちや家族連れが訪れて車両の前で写真を撮ったり、車内を見学したりして楽しんでいた。

 県の特別警報に伴う対応として、鉄道ジオラマなど一部臨時休館となっていたジオパルも17日から再開。引き続き感染予防をしながら来館者を迎えた。

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