ラグビー日本代表候補39人を発表 SH流が復帰

代表に復帰した流大

日本ラグビー協会は21日、日本代表候補選手39人を発表した。

2019年W杯日本大会メンバーからは、フランカーのリーチ・マイケル(32=東芝ブレイブルーパス東京)、ナンバー8の姫野和樹(27=トヨタヴェルブリッツ)、プロップの稲垣啓太(31=埼玉パナソニックワイルドナイツ)らが順当に選ばれ、春の活動を辞退していたSH流大(29=東京サントリーサンゴリアス)が代表復帰した。

ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「今回のチームは若さと経験がしっかりと組み合わされており、グループ全体に強さと深さがあります。何人かの若い選手は初めてチームに合流となります。このグループには可能性があり、今後の日本のラグビー界で一緒に活動していきたいと考えています」と日本協会を通じてコメントした。

今回の活動では、10月23日にオーストラリア戦(大分)を行った後、欧州へ遠征。アイルランド戦(11月6日、ダブリン)、ポルトガル戦(同13日、リスボン)、スコットランド戦(同20日、エディンバラ)が予定されている。フランス1部クレルモンのFB松島幸太朗(28)は欧州での活動から合流する見通しだ。

またこの日、ナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)の5人も発表され、ロックとフランカーをこなすワーナー・ディアンズ(19)ら5人が入った。中でも流経大柏高(千葉)から東芝ブレイブルーパス東京入りしたルーキーのディアンズは、身長202センチ体重122キロを誇る大器。今後の日本代表入りが期待されている。

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