地震が相次ぐ岐阜県飛騨地方、専門家「震源の真上では非常に強い揺れに注意」

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岐阜県飛騨地方では、19日の日曜日から地震が相次いでいます。今回の地震は今後も続くのか?地震学の専門家に聞きました。

19日から21日までに23回の地震

その地震が起きている場所を確認します。 震源は岐阜県の北部、長野県と富山県との県境からやや岐阜県側です。 この場所で19日の午後5時すぎに高山市で震度4を観測する地震がありました。 それ以降、21日午後5時までに、震度1から4の地震があわせて23回以上起きています。

火山活動の影響で群発地震が起きる地域

この地域は、焼岳、アカンダナ山、乗鞍岳、さらに南には御嶽山があり、地下の火山活動の影響で、時々、群発地震が起きる地域です。 最近では、2020年の4月から約1か月の間に、焼岳の周辺で震度1~4の地震が130回以上観測されました。

「火山活動にはつながらないが、震源の真上では非常に強い揺れに注意」

今回の地震は今後も続くのでしょうか?注意すべきことは何か、地震学の専門家に聞きました。 「群発地震は、1~2日で収束した例もあれば、いったん収まるが、また活動が活発化する事例も見られます。今後この活動がどう推移していくか注意が必要です。」 「すぐに火山活動、噴火につながるような活動とは見られない場所です。あくまでも震源地周辺に力が加わって、ここで起きている地震活動です。この地震活動が広く周りに影響するものではない。」 「マグニチュードが5ぐらいなので、地震が起きた直上、真上では震度5弱、5強、場合によっては6弱の揺れになっている可能性があります。高山市は震源から離れているので、震度4の揺れだった。震源の真上では、非常に強い揺れになっている可能性があるので十分に注意してください」(愛知工業大学 地震学 横田崇教授)

槍ヶ岳では地震の影響とみられる落石で救助要請も

実際に、19日夕方、震度4の地震の直後に、槍ヶ岳に登っていた6人が地震の影響とみられる落石で動けなくなり、警察に救助を要請しました。 23日の秋分の日や週末に登山をする人もいらっしゃるかと思いますが、今後の地震の情報に注意してください。

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