プラスチックごみをアートに SDGsに取り組む中学生 岡山市

SDGsに積極的に取り組んでいます。岡山市の中学生が地域の課題となっているプラスチックごみをアート作品に生まれ変わらせました。

アート作品作りに取り組んだのは岡山市の操南中学校の文化祭の実行委員たちです。折り紙と農業用肥料のプラスチック殻を組み合わせ、縦2.8メートル、横4メートルのモザイクアートを作りました。

農業用肥料に使われるプラスチック殻は、海洋汚染の可能性が指摘されているマイクロプラスチックです。

ごみを回収する生徒(岡山・中区 8月)

このプラスチック殻が学校の近くの川に大量に溜まっていることを問題提起しようと、今年の夏、生徒が拾い集めました。

ごみを仕分ける生徒 9月

拾い集めたプラスチック殻は洗って、一粒一粒、他のごみからより分けました。

作品は22日、他の生徒にお披露目する予定で、10月に操南中学校の校舎に掲示されます。

(操南中学校 文化祭実行委員長/小坂結乃さん)
「達成感が詰まったものだと思う。今まで『ふうん』っていう感じになっていたものを、これを見て、これからは気を付けようと思ってもらえたら」

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