【新型コロナ】21日の川崎市 54人感染、保育園で新たなクラスター

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は21日、10歳未満~90代の男女54人の感染が新たに確認されたと発表した。うち33人の感染経路が不明。中等症が2人、軽症が41人、無症状が11人。市発表の感染者は累計3万9435人となった。

 これまでに4人の感染が確認されていた川崎市内の認可保育園で新たに保育士3人と園児2人の感染が新たに判明し、市は新たなクラスター(感染者集団)と認定した。

 市は同日、みなみかせ保育園(幸区)で関係者の陽性が判明し、同施設を同日から当面の間、臨時休園すると発表した。

 感染者の年代別では30代が13人、20代が14人、10歳未満が8人、40代が6人、50代が5人、10代・60代が各3人、80代・90代が各1人だった。

 居住地別では、市内は川崎区が10人、宮前区が9人、中原区が6人、高津区が5人、幸・多摩区が各3人、麻生区が2人だった。市外では横浜市が12人、平塚市が3人、藤沢市が1人。

 感染経路が判明している人の内訳は、家庭内感染が14人、陽性者との接触が7人だった。

© 株式会社神奈川新聞社