JR西日本とベンチャー企業が共同で駅の中に無人の野菜販売所を作る実証実験が始まりました。
JR三原駅の構内に登場したのは野菜や果物の販売所その名も「駅ナカ八百屋」です。
これはJR西日本と地域の野菜などを販売するベンチャー企業「やさいバス」が期間限定で始めた取り組みです。
生産者と消費地をつなぎ、地域農業の活性化などが目的で県の実証事業にも選ばれています。
買った人「今から新幹線に乗り広島に帰るんです。くりのシーズンですからあるなと思ってちょっと寄りました」
販売されるのは三原市やその周辺で育てられた新鮮な野菜や果物で、県内各地をまわる専用のトラックで届いたり、生産者から直接持ち込まれています。
またこの店は無人で運営され、代金はスマホ決済か集金ボックスに入れて支払います。
やさいバス加藤百合子社長「こういう人流があるけれどもお野菜が手に入らなかった場所で、しっかり気軽に地域のお野菜が手に入る場所を作れたということでみなさんに楽しんでいただきたい」
この「駅ナカ八百屋」は来月末までJR三原駅で営業する予定です。