広島・鈴木誠が床田とお立ち台「(ファンの)期待を裏切れて良かったです」

6回、先制適時打の鈴木誠はガッツポーズ

球場を大いに盛り上げた。広島は21日の巨人戦(マツダ)に2―0で勝利した。先発の床田が6安打完封。4番の鈴木誠也外野手(27)は6回に均衡を破る先制の適時打を放った。同級生の床田とともにお立ち台に立った鈴木誠は「あまりいい流れじゃない中で1本打てて良かったです」と話した。

さらにコイの主砲は「(床田が)ずっといい投球をしてくれたんですけど、なかなか勝ちをつけてあげられてなかったんで、今日何とか勝ちをつけてあげたいなっていう思いでいた」とし「僕の大嫌いな得点圏で回ってきて、皆さんどうせ打たないだろうなって多分思ってたと思うんですけど期待を裏切れて良かったです」と苦笑いしながら語った。

インタビュアーから「ファンも期待していたと思うが」と振られた鈴木誠は「得点圏で僕が(打席に)入ると『えー』っていう声が聞こえるので『見たか』っていう感じで良かったです」と答え、球場に詰めかけた広島ファンの笑いを誘った。

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