巨人・山口俊投手(34)が21日の広島戦(マツダ)で6回途中2失点で降板。チームも0―2で完封負けし、6敗目(2勝)を喫した。
6回に鈴木誠と坂倉の連続適時打で2点を失い、打線も沈黙を続けて敗戦投手となった。これで自身5連敗となり「毎試合、最後まで粘ることができずに降板しまっているので、次の登板は先に点を与えないように粘り強く投げたい」と自らを戒めた。
ただ、連敗ストップのチャンスはすぐにやってきそうだ。この日要した球数は81球で、状態に問題がなければ次回登板は中4日で26日の阪神戦(東京ドーム)に回る予定だ。宮本投手チーフコーチは「100球までは行かせたいなと思ったけど、内容的にあそこまで行けたのは次につながると思いますね」とした。
山口が最後に勝利したのは7月7日の中日戦(東京ドーム)。本人はもちろんチームにとっても次回の阪神戦では結果が求められる。