中日 5連勝後の5連敗…借金12に逆戻り 与田監督「次はそういうことのないように」

試合を見守る中日・与田監督(東スポWeb)

中日は21日の阪神戦(バンテリン)に2―3と競り負け、5連勝の後に今季3度目の5連敗。借金は12に逆戻りした。

先発・柳は6回4安打2失点と試合をつくり、打線は2点を追う6回に京田の2点適時打で同点に追いついた。しかし、9回から登板した守護神のR・マルティネスが誤算で決勝点を与えてしまった。

以下は与田剛監督(55)の一問一答。

――先発した柳は

与田監督 慎重に入りながらボールカウントはちょっと増えたけれども、よく2点で投げてくれた。

――柳は失点した3回以降は修正できた

与田監督 今話した通りですね。だから球数がある程度増えたけど、その中で何とか2点という形で抑えた。

――R・マルティネスが打たれて敗戦投手

与田監督 ちょっとこのところ制球っていうか、コントロールかな。その辺で少しボールカウントが先行するっていうところで苦しくなっている感じはする。

――打線は6回にバントミスをカバーする適時打が出た

与田監督 あそこで走塁のところもうまく残れてね。ゲッツーにならずに何とか残れてそのチャンスを京田の1本で。柳の負けを消すことはできたけど、何とか勝ちにね、つなげられたらなと思ったけど。

――5回に京田のけん制死が痛かった

与田監督 まあ何とか次の塁へ行きたいっていう気持ちもあったんでしょうけど。そこはね。次はそういうことのないように、っていうことですね。いつも言いますけど、ミスが絶対ないっていうことは難しいので。前に行こうという気持ちの中でね、ああいう形になりましたけど、走塁に対する、その消極的にはならないでほしいなとは思う。

――三ツ俣が合流して1安打

与田監督 もちろん、久しぶりにけがから復帰して安打が1本出たっていうところはね、良かったと思うし、守備もうまく守ってくれた。

――秋山を打ちあぐねた

与田監督 まあ打ち損じもあったと思う。実際の全ての球をまだ見ていないけど、甘いコースをちょっと打ち損じて。多少ボールカウントが先行していたけど、しっかり腕を振って投げるというところでいろんな球種の見極めは難しかった。

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