中国、米に共存を呼び掛け

包囲網けん制、習主席が国連演説

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国連総会でビデオ演説をする中国の習近平国家主席=21日、ニューヨーク(UPI=共同)

 【ニューヨーク共同】中国の習近平国家主席は21日、ビデオ形式で国連総会一般討論演説を行い、対中競争を明言する米国を念頭に「ウィンウィン(相互利益)の協力に基づいた国際関係を構築する必要がある」と訴え、米中両国が共存する形の新たな国際秩序が必要だとの考えを示した。対話と協力の必要性に言及する一方で、中国包囲網の動きをけん制した。

 習氏は「小さなサークルを形成したり(勝つか負けるかの)ゼロサムゲームを行ったりすることを拒否しなければならない」と強調。日米印豪4カ国の枠組み「クアッド」や米英豪の「AUKUS(オーカス)」などへの警戒感を示したとみられる。