へずまりゅう氏 山口補選→衆院選→県知事選→参院選に連続出馬へ 親からはバカヤロー

代名詞の「メントスコーラ」を持ちアピールするへずまりゅう(東スポWeb)

元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう氏(30)が21日、参院山口補選(10月7日告示、24日投開票)に「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)から立候補することを表明した。同党の立花孝志党首(54)はへずま氏の選挙“4連投”プランも練っている。

国会内で会見したへずま氏は、神妙な面持ちで「(出馬に対して)家族からはバカヤロー! 反省していないだろうと言われたが、山口県のみなさんに謝罪したい」と選挙活動の場でおわび行脚することを宣言した。

今回の擁立は、立花氏がへずま氏に再チャレンジの場を与えただけではない。「へずま君を公認することに『何事だ』『ふざけている』とか言われるが、世の中の半分の人は選挙に行かない。有罪判決を受けているへずま君でも選挙に立候補できることを知ってほしいし、一石を投じたい」との意向もある。

さらには、山口補選の後に行われるのが確実な衆院選、来年2月の山口県知事選、そして来夏の参院選へと擁立構想は広がる。

へずま氏も「ユーチューバーやインフルエンサーを呼んで、選挙で面白いことができるんだ。あんなヤツでも選挙に出られるんだ、30歳になったら選挙に出られるんだと訴えたい」と意欲をのぞかせた。

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