やっぱり来なかった… 書類送検された木下富美子都議が所属する委員会を欠席

欠席を続ける木下富美子氏(東スポWeb)

やっぱり来なかった。免停中に人身事故を起こして自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)などの疑いで書類送検された木下富美子都議(54)が22日、所属する東京都議会の公営企業委員会を欠席した。

都議会関係者によると、木下氏からメールで「体調不良」を理由に欠席の連絡があったという。木下氏は7月4日に都議選で2期目の当選をして以来、ずっと雲隠れしたまま。それでも議員報酬など月に約132万円が支払われているとされる。

木下氏が事故を起こしたのは7月2日の都議選中。無免許による人身事故で、表沙汰にならないまま当選したものの、直後に発覚し、都民ファーストの会を除名処分となった。さらに、7月下旬には都議会で辞職勧告決議案が可決されていた。

17日の書類送検を受けて、都議会の各会派は連名でコメントを発表。「今後、東京都議会として、検察の捜査を注視すると共に、再度、木下ふみこ議員に対する辞職勧告決議案を準備いたします」とさらなる辞職勧告決議案を行うという。

一方で、「また、東京都議会としてどのように対処すべきか、議論を深めていく必要があると考えております」と同決議案だけでは足りないとの認識も示した。

来週には本会議が開催されるが、木下氏が姿を見せることはあるのか。

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