【RISE】鈴木真彦戦へ計量クリアの那須川が圧勝予告「一方的な試合をしたい」

計量でにらみ合う那須川(左)と鈴木(東スポWeb)

立ち技打撃格闘技「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の前日計量が行われ、鈴木真彦と対戦するRISE世界フェザー級王者の那須川天心(24)が、圧勝を予告した。

55キロ契約で行われる試合を控え、計量を54・95キロでクリアした那須川は、試合に向けて「計量までしっかり順調にうまくいっています。うまくいきすぎるぐらい順調なのでみんなに届けたい。自分だけの試合をしてしっかり勝ちます」と充実の表情。さらに「一方的な試合をしたいなというのはありますし、相手にいいところを見せるつもりもないので。はまればすぐ倒せると思うし、それがなくても差を見せられると思う」と自信をみなぎらせた。

22日に歌手デビューしデビュー曲「Ready Go!」を発売し大会テーマソングになるなど、芸能活動でも多才ぶりを発揮。その忙しさから格闘技への影響を心配する声もあるとの指摘に「時間をうまく使って芸能活動とか歌のこととかやってるだけっていうのあります。時間は作るもの。格闘技の練習にしろ毎回新鮮にやっていますし。芸能の活動も格闘技があるから成り立っている。だからこそここまで勝ち続けられていると思います」とキッパリ。悪影響どころか神童は他ジャンルでの刺激をエネルギーに変えているようだ。

対する鈴木は54・85キロでクリアして「明日はとにかく自分の持っているものをすべてぶつけて最高の試合にしたいと思います」と意気込み。予告取り那須川が圧倒する試合になるか、それとも鈴木が意地を見せられるか。注目だ。

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