3位巨人が22日の広島戦(マツダ)で3回までに7点のリードを奪った。
初回に岡本和の2点適時打で先制すると、3回は坂本の右中間への適時二塁打、中田の押し出し四球、丸の右前適時打など打者一巡の攻撃で5点を叩きだした。
9月に入って連勝がなく、前夜の同戦は床田にプロ初完封勝利まで献上。チーム全体が波に乗れないなか、村田修一野手総合コーチ(40)は攻撃陣にこんなゲキを飛ばしていた。
「今日はとにかく執念を見せてほしい。内容とかじゃなくてね。昨日も完封されているわけだし。プロの世界でやっている人間としてね、気持ちで何とかする姿を見せてほしい。やられたらやり返す、強い気持ちをね。後半戦になってくると、気持ちの部分も大切になってくる。まさにその時だから」
〝男・村田〟の熱いメッセージも打線の奮起につながっているようだ。