横浜市の郊外部に今月、立て続けに商業施設がオープンする。23日に開業するのは、総合型スーパー「イトーヨーカドー鶴見店」をリニューアルした「LICOPA(リコパ)鶴見」(同市鶴見区)。地域密着をうたい、集客策を展開していく。
リコパ鶴見は地下1階地上5階建てで、延べ床面積は約3万2千平方メートル。ヨーカドーの売り場を縮小し、集客力のあるテナントを誘致した。子育て世代を主なターゲットに据え、物販など33店舗で構成する。
LICOPAとは「Life Community Park」の略。不動産開発を手掛けるヒューリック(東京都)の地域密着型商業施設の新ブランドだ。同社は2018年10月に土地と建物を取得。リニューアルに当たり、セブン&アイグループと連携した。
特徴は公園をモチーフにした空間だ。「PARK」と題し、遊具やピアノを設置した。ピクニックを連想させる飲食・イベントスペース「GARDEN」も設け、ベンチなどでくつろげるようにした。